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あの有名人も13時間並んだ行列



エリザベス女王の棺を見るか、大勢の人間の行列を見るか、連日の同様の報道で、何が重要なことかわからなくなってきている女王葬儀までの日となっている。


棺の一般公開終了まで残り3日となった9月16日(金)、YouTubeのライブ情報によると、行列の長さは8kmに達し、所要時間は12間と示している。


そんな中、ライブ映像を観ていた金曜日の午後のことである。ある有名人が涙目で棺の前に立っていた。それはイングランドサッカー界のレジェンド、D.べッ○ム。


彼は帽子をかぶって、午前2時から、一般人と一緒に並んだ。



午前2時に並び始めた彼は、途中、要人として行列の先頭に割り込むことができたそうだが、それを断って、一般人と一緒に行列に加わった。そして、要した時間は13時間強。午後3時過ぎに、彼の姿をテレビの生中継で見ることができた。


有名人ということで傲慢になって、一般人が長時間並んでいる行列を割り込むこともできたが、自分も一般人と同じエリザベス女王の死を悲しむ一国民として、この大イベントの行列に並んで参列して敬意を表する彼の姿にはとても感動した。


有名人だから特別扱いというのは我々一般市民も認識していることで、もし、そういった人たちがVIPとして行列の先頭に入るのであれば、おそらく、多くの人が納得するだろう。しかし、今回の彼の行動は、逆に、有名人なのにも関わらず、VIP待遇を受けずに一般庶民と同じ悲しみを同調しようとして、人々に感動を与えた。


その後、ソーシャルメディアなどでは、単なる目立ちたがり屋だと言ってディスる人もいるが、それは、並べないからそういうのであって、そんな文句があるなら、彼のように黙って13時間並べば良いのだ。


もし彼が、何かの宣伝で、画面に出るためにこの参列に参加したのであれば、VIPルートで行けばよかった。しかし、13時間並ぶという行為は、そう簡単にできる物ではない。私も彼を尊敬する。


私は、彼を応援したいと思う。

〜はる〜


(終)


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