オミクロン株感染拡大も収束に向かうイギリスは、いよいよ、在宅ワークをやめて会社に出社することが可能な環境がそろってきた。
ある調査によると在宅ワーク人の5人に2人は、パンデミック終了後でも在宅ワークを続けると言う。なぜなら生活の質がそちらの方がよく、業務内容も効率よくこなせるとのことだ。
私もその中の一人。
今や、会社のコンピューターにリモートでアクセスできて、会議はビデオコールで顔を合わせ、同僚や上司の横からの興味のない雑談を聞かされず、交通費がかからず、通勤時間の節約ができ、子供の送り迎えなどの時間ができ、家族で過ごす時間ができ、自然が隣の環境の良い郊外に住むことができるのであれば、何を無理して会社に行く必要があるのだろうか。
そう思ってしまう。
家族構成にもよるが、我が家は小学生、中学生の子供たちがいるので、彼らには父親がそばにいるといろいろサポートしてもらって、この年齢には、精神的にだいぶ落ち着くと思う。
私の子供のころにこんなに父親と時間を過ごした覚えがない。だから、自分は自分の子供とどうすごしたらよいのか前例がないため迷う時もあるが、それは今の時代の生き方に沿って、父親も子育てを勉強しながら生きていけばよいことである。
パンデミック、在宅ワークのおかげで、仕事以外にも大切なものが見えてきたのである。
談話室 ネット閲覧で解雇
先日のニュースの記事で、妊娠中の女性が勤務時間に会社のパソコンで幼児品をネットショッピングをしていたということで解雇されたという内容に驚いた。
その人は出勤日数15日間に10時間ほどネットショッピングで、仕事に関係のない内容をネットで閲覧していたと理由だったが、これはかなり厳しい処置だと思った。
ネット情報の速い時代に、トイレや休憩所でスマホを見るのは当たり前、会社のインターネットでも少し時間があればネットニュースなどを調べてしまう。
たまたまこの人はネットショッピングをしていただけで解雇になってしまったということは、コンピューターを使う仕事の人たちに大きなプレッシャーとなる。
ある程度の閲覧は仕方ないと思うが、どこまでが大丈夫で、どこまでが大丈夫でないのか、従業員は、経営者側の立場も考えて、気を付けてネットの閲覧をしなければならない。
Comments