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航空会社のストライキ フライトのキャンセル 夏の日本帰国組に影響か?



先月、賃金値上げ交渉による大規模な鉄道のストが行われたイギリスで、その動きは、航空会社にも波及している。


BBCの記事(英語版)で



とあった。


ブリティッシュ・エアウェイズは、8月から10月末までさらに10,300便の短距離便を削減する予定で、今年4月から10月の間に約30,000便がBAのスケジュールから削除されることになる。このキャンセルはロンドン・ヒースロー空港、ガトウィック空港、シティ空港に影響を及ぼす。コロナ規制緩和を受けて空の旅の需要が回復したため、航空業界はスタッフ不足に苦しんでいる。


通常の夏休みシーズンで人の移動が増える中、加えて、2022年はコロナ明け元年ともいえるコロナ規制解除による人の自由な行き来が可能となったことで、旅行者の数が増えている。


私の知っている周りの日本人家族に聞いてみるとすくなくとも7−8組はこの夏に3年から5年ぶりに日本に帰るという話を聞く。


イギリスの日本人家族のこの夏の日本帰国は一つのトレンドとなっている。


その中での航空会社の相次ぐフライトキャンセルのニュースは渡航者の不安を募らせるばかりだ。


しかし、その後のニュースで朗報が。


[BBC](英語版)


ヒースロー空港の約700人のブリティッシュ・エアウェイズのチェックインスタッフによるストは「航空会社が大幅に改善された賃金オファーを行った」と組合が述べた後、停止された。


今の所大規模なストは避けられた模様だが、従業員の人手不足には引き続き悩まされる航空業界。コロナによる大幅人員削減で、過去2年間、解雇を続けてきたが、コロナ規制解除による旅行者急増で、新たな従業員を雇おうとしている。しかし、またいつ解雇されるかわからない不安定な職業に人は集まらない。そして、新規で雇われたとしても、訓練期間などを考慮するとすぐに現場に立って接客ができるわけでもない。


この悪循環が解消されない限り、空港での混乱、混雑は続くだろう。そして、インフレに苦しむ従業員の賃上げ交渉と重なり、経営者は頭を悩まされる。


そして、苦渋の決断でフライトをキャンセルといったサービス業の最悪の対応が起きてしまう。


この7月8月のホリデーシーズン、航空会社の動きから目が離せない。


(終)


〜はる〜


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