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  • Writer's pictureharuukjp

これほど悲しいクリスマスが訪れたことはない

Updated: Dec 3, 2022



アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受けてから21日目。(20日目の記事はこちら


本日から12月1日でBBCの朝のラジオではクリスマスソングだけしか流れない。


サッカーが嫌いな女子が、周りでサッカーの話をされるとイラッするように、失職者に対しては華やかなクリスマスソングがイラっとする。


子供は嬉しそうに聞いているけどパパの心底は辛くて共感できないのだ。


どうしても思い出してしまうマッチ売りの少女。今は彼女と共に毎日の生活を送っているようだ。


イギリスでクリスマスは年で一番大きなイベント。12月中はずっと華やかにクリスマスデコレーションが飾られている。各家庭でも家にイルミネーションをつけて住宅街が華やかになっている。


何もできない無職の人間が、そこを通って家に帰ってくる時ほど悲しいものはない。


棚の上のエルフは早速12月1日から我が家を訪れて、悪さをしている。


今年は本当にサンタクロースが訪れるのだろうか?


(終)


〜はる〜


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