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「児童のため」と思って始まった個別指導。別室で1年半。友達との交流なし。1年半の隔離で学習面での遅れ。
どうしてこんなことが起きたのだろうか?個別指導の申し出は誰が?私見を加えながら解説する。
(以下FN Nプライムオンライン記事一部抜粋)
教頭: 子どもです。まず子どもが「僕に寄り添う人、僕の気持ちを分かってくれる人をつけてほしい」と。困っている子どもがそこにはいる。子どもの「困り感」を取っ払って、学習に向かうべき姿に向かわせてやりたいと
いじめっ子を別室隔離授業提案はしなかったのか?
しかし、本人に聞くと…。
児童: 教頭先生が(僕が)イラっとしたときに「こっちの部屋行き」って紹介されて。イラっとしてないときも「行こ行こ」と言ってきて。はじめは無理って断ってたけど、結構しつこくなって。面倒くさくなって、もういいやって
先生の言われるままに行動しなければいけない小さな子へのプレッシャーは虐待である。かわいそう
どちらが本当か嘘かを明らかにするより、まず何が不味かったかは、個別指導を持ち込む上で、学校側からもう少し時間を要して保護者を含めて相談するべきだった。学校側の完全なコミュニケーション能力の欠如
さて内容を登場人物とその行動でおさらいしてみる。
登場人物
児童 小学3年生(9歳)同級生との関係で精神状態が不安定 授業に集中できない
保護者(父) いじめをする同級生と離れて授業を申し出 しかし一学年一クラスしかないので離れるのは無理 学校側提案の特別支援学級の提案を拒否
副担任 隔離教室で指導 保護者への連絡、同意なし
親の同意なしに個別指導を開始は間違い
教頭 いじめっ子から離す理由で別の場所を確保、これが個別指導の形と主張
いじめっ子への個別指導で別の場所を確保するべき
校長 個別指導が最適ではないと認識していたが感情のコントロールが難しい児童にやむをえず
子供のメンタルヘルスをケアするよう親に相談するべき
保護者への連絡なしは児童が話すと思ったから
精神状態が不安定な9歳の子供に期待したのは間違い
特定同級生 小学校2年生から始まったいじめ 言葉なく通りすがりにみぞおちを殴る 背後から飛び蹴り 筆箱を投げる
先生が気づいていたのであればいじめっ子の親への連絡、そして個別指導を検討すべき
60代の非常勤職員 大阪市教育委員会から学習支援のために派遣された 小学3年生に暴行を加えた 場所は多くの教師がいる職員室 教頭に悩みを相談していた児童に、他の生徒とのトラブルを起こしたと勘違いした 椅子を倒し、馬乗りになって両腕を押さえつけた 校長や教頭の静止を聞き入れず5分間馬乗りを続けた 謝罪なし 「自分がやったことは正しい 自分が教えていた時代では当たり前のこと」と主張 その後自主退職 暴行容疑で書類送検されたが不起訴
子供の体に触れる体罰はあってはならない 虐待である
大人が大勢見守る中で一人の男が9歳の子を押さえつける光景をみて他の大人が物理的に止めに入らないのは大人たちの精神状態がおかしい
昔のスパルタ教育がいまだに見逃されると思っている考えを直すべき
大阪市教育委員会は学習支援のためであれば子供の扱い方を知っている人を派遣するべき
大阪市教育委員会 担当者 発表の対象ではないとして公表せず
今の時代はSNSですぐ拡散される時代なので隠そうとすればするほど責められるのはわかっているはず。すぐに対応するべきだった。
大阪市 松井市長:
不適切には違いないと思います。そういう悪いネガティブな情報こそ、しっかりみんな共有すべきだし、そこを隠そうとするのはダメだと思う
大阪市教育委員会 担当者 保護者への説明が必要であった 弁護士などで構成される第三者専門家チームを学校に派遣 1年半の隔離問題、暴行問題を検証する方針
第三者専門家チームを全ての学校に送って調査を続け、こういったことが起きないようにしていかなければならない。第三者チームのメンバーが保護者にもアンケートを取ることを勧めたい。
大阪市 松井一郎市長 不適切だと思う 保護者、児童に寄り添った対応を
特に公立などの一般的な学校の教師による独断と偏見で教育を進める方針を変えてほしい。家族、生徒の声を聞いてそれに対応していってほしい
結論
いじめっ子に個別指導をして、別室隔離をその保護者に相談する
いじめられた生徒のメンタルサポートをするためのカウンセリングを大阪教育委員会に依頼する
〜はる〜
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