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東欧の医師団たち トラウマになった娘



先日、東欧へ旅行中に、小学校低学年の娘がある事件に巻き込まれ、薬指の先を大きく切り多量の出血があった。幸い骨には異常はなかったのだが、針で縫う治療が必要なほどの深手を負った。


止血をして病院に向かうと、そこには不愉快そうな看護婦たちが怪我人を見下すような態度で向かい入れ、子供だろうと関係なく、人間をまるで動物のように扱い、まともな痛み止めもせずに、親を部屋から出るように指示して子供から離れさせ、子供の不安な気持ちを助長するような扱いをされた。


その医師団は目の前にある傷ついた体の一部を治せば良いという目標だけに向かって作業を続けるだけであって、恐怖の状態にある子供や、深く心配する親の気持ちなどは全く考えない。


子供にとっては痛い思いをうまく大人に伝えることはできず、大人に囲まる圧力感は、今度の人生においてメンタル面で多大な影響を与える。


イギリスではそう言った子供に対する配慮は十分に行われていて、個人の意見を重んじて、治療に関しては色々な面で医師たちから意見をもらう。そして、患者の恐怖心を募らせないような優しい声をかけてくれたりする。大人の患者でさえ、医師からの態度は同じで、とても優しい。私も膝の手術や、血液検査、妻の出産時の時などで何度も病院を訪れているが、イギリスの病院の人はよく話を聞いてくれて優しい。


しかし、東欧の医師団たちにはそのような意識がない。


これはやはり東ヨーロッパの過去の歴史が影響しているのではないかと思われる。今は大分減ったと聞くが、以前はお世話になる医師に対して個人的なおもてなしをしないとその患者の面倒を見てくれないといった過去の経緯がある。だから、医師は必ず庶民から敬意を払われる者であって、階級的に上であるという認識が高い。


人が怪我や病気で苦しんでいる時に治療を施してくれるのは本当に助かるが、今の時代、その後のメンタル面でもサポートが必要であるとわかっているのであるから、医師たちは手で施せる治療の他に、メンタルの面でもしっかりとしたケアができる能力が必要である。特に病院内ではその姿勢で患者に対応するべきである。


東欧の病院はまだその辺の意識がないようだ。


私の娘は、医師に痛み止めをしっかりしてもらえずに、肉が剥き出しになっている指をただ単に差し出して、歯を食いしばりながら治療をされ、母親も一緒に付き添ってくれない恐怖を経験して、それがトラウマとなっている。その晩は夜中、睡眠中に悪夢でも見たのか2度飛び起きてきた。


今後、この経験がどう彼女に影響を与えるかはわからないが、とにかく今は親からのできる限りのサポートが必要となる。もうこんな思いはさせたくない。


〜はる〜


(終)


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