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  • Writer's pictureharuukjp

26時間マラソンを挑む人たちの気がしれない モンブラン



私の友人はマラソンが好きでフルマラソンは年に2ー3回走っている。彼はそれだけでは物足りず100kmマラソンやら100マイル(160km)マラソンにも挑戦する。その時は2日間かけて仮眠を少しとるだけだ。


毎年8月の終わりにフランスとイタリアをまたぐモンブランの山の周囲を26時間以内で100kmを走るマラソン大会がある。彼はこの大会に出場する予定だ。


この山岳を走るマラソンは朝7時に出発して、高いところで標高2000mを超え、最後のシャモニー付近は標高1000mなので、高低差1000mを超える舗装されていない山道を夜通し走る。もし夜中に山の高いところで止まってしまい寝てしまうと、日中は気温が20度以上に上がっても夜は5度程度まで下がるので命にも関わる。


応援する人は舗装されている道を走るバスで各拠点を周り、ランナーが通り過ぎればまたバスに乗って移動する。


そんな彼は、一回コースを下見して走ってみようと、先週、わざわざロンドンから現地に赴いて走ってきたのだ。


彼は途中バスがなく、誰も助けに来てくれないところで何度も諦めて、寒いところでも寝てしまおういう考えが頭をよぎったがこのまま寝たら死んでしまうと思って、なんとかそれを乗り切って、仮眠をせずに30時間で完走したそうだ。


しかし本番は26時間と制限があり、間に合わなければ途中棄権させられる。


彼曰く、仮眠を取れば走る速さをもう少し上げられるので間に合うだろうと予測している。


私にとってはフルマラソンの42kmでさえ15年前のロンドンフルマラソンで意識朦朧として足を痛めて完走はしたが「もう絶対に走りたくない」というトラウマになり、100km完走、下見で30時間マラソン、山道なんて想像もできない。


なぜに走るのだろうか?


これは多くの人が思っていることだが、人それぞれ人生のビジョンが違うので否定はしない。が、一言で言わせて貰えば、「26時間マラソン走る人の気が知れない」


今月末にレースに挑む彼の検討を祈る。


先日は山の日(笑)。ご興味のある方はご参考までにリンクを貼っておきます。



〜はる〜


(終)


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