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妻とゴルフと記念日と私 イギリスのゴルフ事情



しかし天気の良い日が続く2022年7月のロンドン。ゴルフに出かけると、熱波(40度)の影響もあってか、芝生は乾っからで、クラブハウスの屋根の芝生が痛々しかった。





100を切れなくても気にせずゴルフをしようと決めた前回のブログのおかげで、スコアを気にせずに一打一打を楽しみながら楽しめた。


日本でゴルフをする時は、1番ホールから18番ホールを回る時、9番ホールの後に、1時間程度の昼食休憩があり、そして、終了後もお風呂に入ってゆっくりするといった、ゴルフ以外のスペシャルな時間がある。ゴルフをするのは1日がかりで朝6時に出て、夕方6時に帰ってくるといった12時間を所要する。


一方イギリスのゴルフは1番ホールから18番ホールまで休憩なし。そして終わればすぐに帰る。これが通常である。プレー時間が4時間半、前後1時間を足しても6時間半から7時間で全てが完了する。朝はやくスタートすれば午後1−2時には帰宅だし、午前中に用事を済ませ、午後2時からのスタートといった方法もとれる。


これはパートナー、家族にいる人にとって、週末の計画が立てやすい。


今回も一緒にゴルフをプレーした4人のうち2人にとって、その日は家族にとって大事な記念日だった。それにも関わらずゴルフに参加していただいた。


一人は週末に予定していた誕生日の食事、もう一人は結婚記念日。2人とも大事な記念日の予定を午後3時以降に予定して、午前中のゴルフを楽しんだ。


イギリス人は特に早い時間にスタートして午後は家族、パートナーと楽しむといったライフスタイルのため、ゴルフ場の予約を見ても、まずは朝6時半から9時半のゴルフのスタート時間が予約でいっぱいになる。夏は日が長く、夜8時ぐらいまで外は明るいので、最終ティータイムは午後4時となり、遅く始めるプレーヤーもいる。


そのおかげで「1日中ゴルフ」という概念は消え週末に他のことで計画を立てやすい。


今回の2人は、記念日にも関わらず参加して土曜日のゴルフを楽しんで、しかも、午後はパートナーとの大切な時間を過ごすことができ、この2人にとっては最高の1日となったことだろう。(スコアはどうであれ笑)




(終)


〜はる〜


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