楽しかった夏休みが終わってイギリスへと入国することになった。
飛行機の中は家族連れが全体の半分以上で、子供の数が非常に多かった。１歳の赤ん坊が気圧の変化で耳鳴りがひどくて大泣きして痛みを訴えていたが、飛行機内の乗客は、大声で泣く赤ん坊に文句も言わず受け入れていたようだ。子供が元気に泣きながら飛行機で自由に移動できる時代が戻ってきて、とても新鮮に感じて、子供の泣き声など気にならないというのが個人的な感想である。
入国審査では、eゲートを利用することができる１２歳以上のオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、日本、韓国、シンガポール、アメリカ、EU諸国、スイスのパスポート所持者たちが、スムーズに機械のゲートを顔認証で通り過ぎていき待ち時間は０だった。
１２歳未満の子どもたちが多かった飛行機に乗ったので、我々も含め、通常通り入国審査の列に並んだ。
多少の行列があり２０分ほど並んだが、コロナに関する質問や、書類審査などは全くなし、世界最強と言われる日本のパスポートを持っていれば、入国は問題なしだった。
日本では２０２２年９月７日からいよいよ日本入国に関して、３回ワクチン接種済みであればPCR検査の陰性結果を必要としない方針が発表されたので、これで、イギリスと日本の行き来は通常通りに戻りそうだ。政府がワクチンを受けない子どもたちへの対応を検討の協議をする方針の指示（笑）だけでなく、行動に移してもらえると助かる。
あとはロシア経由が許可され、現在のアラスカ経由の１６時間ではなく、１２時間の運航に戻ってくれるのを願う。
〜はる〜
（終）
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