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移民としてイギリスに来て、ここまでやってきた

自分が話す言語が違い、文化も違う国に来て生きるというのはとても大変なことである。


私は20代でロンドンに来て、まさかここにこんなに長く居座るとは思ってもいなかった。


しかし、ロンドンで仕事を転々と変えながらすでに21年が経った。


イギリスにワーキングホリデーや学生ビザで2、3年住むのは簡単である。しかし、それ以上になると仕事に就くために経営者に年間コストのかかる就労ビザをお願いしなければならない。そして就労ビザを得てから5年経つと永住権を申請できる。


この5年間は自分が外国に住む権利を得るための作業に必死である。仕事が辛くても、永住権をとるために絶えて、5年は働き続けるのである。


そして5年が過ぎて、永住権をもらってからやっと気持ち的にはイギリス人コミュニティーに徐々に入りだす。


これが仕事より難しいものかもしれない。


仕事は学校で学んだことや、社会にでてのコミュニケーションスキルを磨いたことで、会社への所属は維持できるかもしれないが、イギリス人コミュニティーに入るのは容易ではない。その地域性も鑑みなければいけないし、特に上下関係を気にしないイギリスでは、日本人に見られる「年上になれば尊敬される」がなく、自分より年下でも対等に意見交換をし合い、最初は日本人には馴染まない。


私はそんなこんなしながら、結婚し、子供が生まれ、今ここで生きてる。


まずは家族が健康であること、そして、ある程度の収入があり、住む家があり、毎日美味しいご飯を食べて生きていることで、移民としていろいろ苦労したが、今は幸せである。


移民の中では複雑な生活を送る人もいる。イギリスでは20年継続して、どんな方法でも住めば永住権がもらえる。その「どんな方法でも」をできてしまうのも興味深いが、ある人は発展途上国からイギリスに来て、低賃金で仕事をして、母子家庭で子供を育てるお母さんなどもいる。


20年問題なく生き延びることができればいいが、子供がイギリスの学校に行き出して小学生だとして、もしそんな時に入国管理官が来て、違法滞在、違法就労が発覚してしまったら、その母親は仕事ができなくなり、収入は途絶え、家賃が払えず、子供を育てられなくなる。


もしそんな状況に陥ったら、イギリスで育った子供を連れて帰るわけにはいかず、本当にどうしようもない気持ちになるだろう。


最悪、子供は就労を迫られ、母親の分まで稼ぐために汚れたお金に手を出し、道を間違えてしまう場合もある。


移民として生活するのは本当に大変なことである。「海外に生活してみたい」という気持ちで5年ほどで自国に帰るのはほぼ観光であって、本当のイギリス人コミュニティーには入れない。


これから海外に行って住みたいと思っている人に伝えたい。本当に海外で住みたいと思う人はとりあえず来てみるのもよし、5年で帰ると決まっている人であれば観光気分でよし、しかし、それ以上住もうと思う人は、これからできる家族のことも考えて移住を考えるべきである。


〜はる〜


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