アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受けてから17日目。(16日目の記事はこちら)
昨日は子供たちの音楽発表会でコンサート会場へと向かった。
クリスマスまであと1ヶ月足らずとなり、町には至る所でイルミネーションが見られた。
自分はマッチうりの少女のような気持ちになった。
仕事がなく将来が不安な時に、周りの人間たちが楽しそうな様子をしていると、羨ましい限りで仕方ない。普通に歩いている人、車に乗って運転している人を見ると、「この人たちは仕事があって、明日も、お金のことに心配しないで通常の生活を送られるのか。」とばかり思ってしまう。
コンサート会場に来ても、出演する子供たちの父兄が我が子の勇姿を見にきて誇りに思う姿を見る時も「この人たちは収入がないという恐怖を味わなくて済むんだ」と羨ましがる。
会場の売店に行列を作ってビールやワインを買う家族も羨ましかった。
しかし、このような思考を続けると自分は鬱に陥ってしまうのではないかと心配している。
今は自分の子供が長年練習してきた楽器を大舞台で披露していることに誇りを思って、この瞬間を楽しむしかない。
(終)
〜はる〜
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