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Writer's pictureharuukjp

ドーナツ工場でジャムを入れること40年


(上はイメージ画像🔼)


以前、友人から聞いた話。


ある男性は、ドーナツ工場で毎日ジャムをドーナツに入れる仕事をして40年勤続したそうだ。


これを聞いた瞬間、自分は気が狂いそうになった。自分は同じことができないからである。


人生50年近く生きてきて、とにかく続いたことがない。


この仕事をどう評価するかは個人の自由だが、続けるという意味ではものすごいことである。


サラリーマンをしていると定期的にメールを送る仕事などもあり、これもドーナツ工場でジャムを入れる作業と何ら変わりはない。


同じメールアドレスに毎日アップデートされたデータを手作業で送る仕事。ドーナツ工場と違うのは、クリックを数回すれば済むことだ。


テクノロジーの発展で自動化が進む中で、人間が手を加えないとできないような内容もまだ存在しており、大手企業でシステムを更新するのに多額の費用がかかるところなどは、いまだに更新できず、裏では人間が手作業で行うこともよくある。


幸いというのか、そのおかげで、我々サラリーマンの仕事が存在するのかもしれない。


経営者が全部ロボットにしても良し、人間を使ってジャムを入れさせるのも良し、それは経営者の判断だ。


我々は経営者の需要に合わせて、仕事があればそれを請け負う。


自動化の中に垣間見た人間の行き場がまだあるということを感じた。


〜はる〜


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