アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受けてから11日目。(10日目の記事はこちら)
無職の日々にお金を使わずに幸せを見つけようと必死だ。
「医者に〇〇が多いから献血でも始めると良いよ」と言われてから定期的に行っているイギリスでの献血。
行き着くウェブサイトは「血ドットコードットユーケー」
ここに予約すると全国各地で行われている献血所を紹介されて日時を決めて訪れる。
献血所ではアンケートに答え、水をいっぱい飲まされ、420mlの血を取られる。
30分程度の過程で最後はあまーいお菓子をもらい、5−10分程度座って様子を見て、問題がなければ帰宅する。
単純な作業だが、これで誰かの命を助けられると思うと嬉しい。
特に、私の血はまれなケースのものらしいので、さらに嬉しさが増す。
イギリスでの献血といっても、移民が多いイギリスで輸血される患者はイギリス人とは限らない。自分の血が世界中の人間のためになってると思うと、もっともっと嬉しい。
何か他の人のために良いことをすると人間は喜ぶ。献血はお金がなくても喜びを感じることのできる一つだと気づいた
(終)
〜はる〜
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