小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活551日目を迎えた。(リンク⇨550日目の記事)
イギリスは5歳の9月から小学校が始まり7年間通い、12歳から中学校が始まり、5年間
かよい、大学受験の準備期間として2年間があり、18歳で全国試験のA-Levelを受ける。
〇〇大学の過去問題といった日本式の特定の学校に合わせた受験勉強はない。ただし、ケンブリッジ、オックスフォードといった大学には専門分野によっては独自のテストがあるというので、それはUCAS(以下のリンク)で調べることができる。
A-Levelはイギリスの学校で普通に授業を受けていればそれほど難しいものではないと言われているので、生徒は日頃の学校の授業を大切にする。
その中から3科目に絞ってA-Levelを受けるわけだが、成績が足らない場合はギャップイヤーと言って、日本でいう浪人をする人もいる。しかし、大学によっては浪人して成績を上げた教科は認めない、いわゆる、浪人を認めないという大学もある。
A-Levelの科目評価はA*(90%以上)、A(80%)、B(70%)、C(60%)、D(50%)、E(40%)の6段階に評価されるので、同じ学校を志望する場合、同等で並ぶ生徒が現れる。そうなったときは、民族的背景、家庭事情、出身学校、そして習い事、チャリティー活動をしたなどのマイノリティーの生徒が優先に受かるようになっている。
さらにそれでも優劣がつけられないときはGCSE(中学校卒業時の全国試験)の結果が反映される。だから、中学校の頃からしっかりとテストに向けて準備をしておいた方が良い。
将来の子供が10代前半で何をしたいかなど決めことができるのはほんの一握りの人間であり、将来がわからないからとりあえず大学に行こうという生徒がほとんどだと思う。しかし、一生懸命大学を目指して勉強をしておけば、無意味だと思われた教科でも必ず役に立つことがある。
とりあえず、目標が立てられない子供にはイギリスのAレベルを受けさせ、ゆっくりと将来を考えて欲しい。
(終)
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